Top > ストーリー > 080:リーロウの塔の魔物を倒せ

079:影の君の故郷を探せ!》《080:リーロウの塔の魔物を倒せ》《081:謎の神殿へ向かえ


【用例】
★・・・校正希望
○・・・NGワード

地下の世界:影の洞くつ

【080 リーロウの塔の魔物を倒せ】
地下世界の人々は リーロウの塔に住む魔物に 苦しめられているらしい。
ラテの町から 北東にあるという リーロウの塔へ 向かい 塔に住み着いた魔物を たおそう。

ハンド「それでは 洞くつのそとまで・・・ リレミト!」

地下の世界:リーロウの塔 手前


ギャロ「・・・うむ。 ヨアンナという娘が 言っていたとおり リーロウの塔が 見えるな。
ギャロ「なんだ (主人公)隊長。 サーベルきつねに つままれたような とまどった顔を しているじゃないか。」
ギャロ「・・・む? ヨアンナというのは 誰のことなのか だと?」
ハンド「はてさて。 (主人公)さまは よほど お疲れのようですなあ。」
ハンド「ヨアンナさまは ラテの町の ロモスコ町長さまの ひとり娘。 塔の魔物退治の 依頼人でございますぞ。」
スラリン「ピキーッ! (主人公)は 人の名前を 覚えるのが 苦手みたいだぜっ!」
ギャロ「その顔では まだ 思い出せんのか。 (主人公)隊長は 記憶力は よいほうだと思っていたが。」
ギャロ「ま 塔の魔物を 退治して 町へ戻れば 本人に会えるのだ。 さすがに 顔を見れば 思い出すだろう。」
ハンド「それでは! リーロウの塔へ 出発いたしましょう。 (主人公)さま!」

地下の世界:リーロウの塔


ハンド「ここが リーロウの塔ですかな。 (主人公)さま。」
モルジアナ「ねえ みんな! ちょっと 話が あるんだけど・・・」
ギャロ「なんだ わがままガール。 貴様は 馬車に ひっこんどれ!」
モルジアナ「わがままガールって なによ!?」
モルジアナ「わたしは モルジアナ! 名前を ちゃんと 呼びなさいよねっ!」
ギャロ「危険だから 下がっておれと 言っているのだ! ケガをしても しらんぞ!!」
モルジアナ「なによー! とさかへび頭!! あなたなんて キライ! べーっだ!」
ギャロ「まったく しょうがないヤツめ・・・。」
ギャロ「さあ 塔に登ろう。 (主人公)隊長!」


ギャロ「こっ・・・これは どういうことだ!? 塔の屋上は 地底どころか・・・。」
スラリン「ピキーッ! 登ってくる前は わからなかったけど ここは ふつうの空が あるぜっ!」
ハンド「なんとも 不可思議なことですが 塔が 地底の岩盤を つきぬけて 海上まで 出ている・・・のでしょうか?」
ハンド「と すると 塔に住み着いた魔物は 我々の暮らす 地上世界から やってきたということに なりますな。」
ギャロ「なるほど・・・そういうことか。 ・・・。」
スラリン「ピキーッ? ギャロ どうしたんだぜっ?」
ギャロ「いや なに。 空というものは いいものだと思ってな。」
スラリン「ピキーッ! 広い空! いっぱいの空気! 気持ちがいいんだぜっ!」
ハンド「・・・では ぞんぶんに リフレッシュいたしました ところで 塔の魔物を 探しましょう!」


リーロウの聖壇

ギャロ「見つけたぞ! 平和な ラテの町を 苦しめる魔物め! もう ゆるさん!!」
スラリン「ピキキーッ! 悪いヤツを やっつけようぜっ! (主人公)!」
妖魔サージタージ「グオォ・・・グルルウ・・・!」
ハンド「ご武運を お祈りしておりますぞ! (主人公)さまっ!」


妖魔サージタージ「ガ・・・ハ・・・ッ!」
ハンド「お見事で ございましたぞ! (主人公)さま!」
スラリン「ピキーッ! やったぜ (主人公)!」
ノンナ「これで ラテの町の みなさんも 安心して 暮らせますねっ。 本当に よかった・・・。」
モルジアナ「・・・。」
ギャロ「ふっ (主人公)隊長に 不可能の文字など ないのだ!」
ギャロ「さてと。ロモスコ町長と 娘のヨアンナが 俺達の帰りを 待っている。 さっさと 塔から おさらばしよう。」
小鳥「ピーッ チチチチ!」
ギャロ「あの鳥・・・はて? どこかで 見たような気がするが・・・」
スラリン「ピキーッ! なにか 落としていったぜっ!」
(主人公)は 空から落ちてきたものを 拾い上げた・・・。
(主人公)は ふしぎな種を 手に入れた!
ハンド「これは・・・植物の種のようですな。 (主人公)さま!」
ギャロ「自分の おやつを 落としたのか? うっかりした 鳥だな。」
ギャロ「おっと。こんなことをしている場合じゃない。 リーロウの塔を 降りよう。 (主人公)隊長!」


ヨアンナ「お待ちしておりました。 (主人公)さん みなさん。 ご無事で なによりです。」
ロモスコ町長「そのようすでは 無事に 塔に 住み着いた魔物を 退治してくれた ようじゃな。かっかっか!」
ヨアンナ「これで 町の人々も 安心して 暮らせるようになるでしょう。 みなさん ありがとうございました。」


ギャロ「なあに キャラバンマスターとして 当然のことを したまでよ!」
ギャロ「なっ (主人公)隊長!」
ヨアンナ「みなさんは 町の恩人です。 いつでも 遊びに来てくださいね。 それでは・・・。」
ロモスコ町長「うむ! 町へ 帰るとするか。 おぬしらも 故郷の村に 戻るのじゃろう? 気をつけて帰れよ!」
ギャロ「天才キャラバンマスター (主人公)隊長の 輝かしき冒険に 新たな1ページが 刻まれたな!」
スラリン「ピキーッ! おなかが すいたんだぜっ! ロジナの村に 帰って ごはんだぜっ!」
モルジアナ「・・・。」


みごと 魔物退治を なしとげた (主人公)たちは ロジナの村へと 帰っていった・・・。
しかし 影の君が 消えたこと・・・
いや 影の君という 仲間がいたことを みんな忘れてしまったようだった・・・
・・・ただひとりをの ぞいては。


緑の大地:ロジナの村


ギャロ「はぁ? 貴様 なにを 寝ぼけたことを 言っているんだ?」
モルジアナ「だから! どうして あなたたち 影の君のこと 忘れちゃったのよっ!?」
スラリン「ピキーッ・・・? そんなヒト 知らないんだぜっ!」
ハンド「申し訳ございません モルジアナさま。」
ハンド「そう おっしゃられましても わたくしどもは まるで 記憶にございませ・・・」
モルジアナ「なんで 忘れちゃったの!? あなたたち ずーっと いっしょに 旅してたんでしょっ!?」
モルジアナ「わたし ノンナから 聞いたもん! 炎の世界とか 魔獣の世界とか いろんな場所を 影の君と いっしょに 旅したって!」
モルジアナ「地下世界の ラテの町に 行ったのも 魔物退治のためじゃ ないわ! 影の君を 故郷に帰してあげるためでしょ!?」
ギャロ「・・・おい ノンナ。 貴様の妹は ずいぶん 空想好きらしいな。」
ギャロ「あやしいカゲだか なんだか 知らんが そんなヤツは いなかった。 貴様からも ちゃんと 言い聞かせてやれ!」
ノンナ「ええっ!? あ あの・・・でも・・・っ。」
モルジアナ「いたわよ! いたんだもの!」
モルジアナ「なんで みんな 忘れちゃったの!? 影の君は ちゃんと いたのよ!!」
モルジアナ「・・・(主人公)! あなたなら 影の君のこと 覚えてるわよね?」
モルジアナ「・・・そうよね。 わたしたちは 覚えてる。」
モルジアナ「なのに みんなは どうして・・・? どうして 忘れちゃったの・・・?」
ノンナ「・・・!」
ノンナ「私・・・モルジアナの言葉を 信じます。」
ノンナ「妹は ウソをつくような子じゃない。」
ノンナ「モルジアナが いたというなら 影の君という人は 本当に いたんです。」
ノンナ「そして・・・なぜかは わからないけど 私たちは みんな その人のことを 忘れてしまったと・・・そう 信じます。」
モルジアナ「当然よ! わたしは ホントのことを 言ってるんだから!」
ノンナ「(主人公)さん みなさん。」
ノンナ「モルジアナの話を きちんと 聞いてください。 どうか お願いします・・・。」
ギャロ「・・・フニャフニャ娘が そこまで きっぱり 言い切るとは。」
ギャロ「よかろう。貴様の 覚えていることを 洗いざらい 話してもらおうか。 わがままガール!」


ギャロ「・・・ふーむ。 謎の神殿に 不思議なオーブ。 そして 異なる世界から来た 神 影の君・・・か。」
ギャロ「にわかには 信じがたいが これほど 手のこんだ空想を 考えつくとも 思えん。」
モルジアナ「ちょっと! ほめてるんだか けなしてるんだか はっきりしなさいよ!」
ハンド「世界を司る 三柱の神については 限られた方々だけが 知り得ること。」
ハンド「モルジアナさまの お話は 作り話とは とうてい 思えませぬ。 (主人公)さま。」
ノンナ「・・・(主人公)さん。 謎の神殿へ 行ってみましょう。」
ノンナ「モルジアナの言う場所に オーブを飾った 神殿があれば 妹の話が 真実だと 証明できます。」
ノンナ「そして もし その通りだったなら・・・ どうして 私たちが 記憶をなくしたのかを つきとめなくちゃ。」
モルジアナ「とーぜん 謎の神殿に 行くわよね? (主人公)! イヤとは 言わせないわよ!」



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